凱旋門賞の馬券が買える。ニュースまとめ


 凱旋門賞の馬券も日本で買えるようになる! 政府は、国内の競走馬が出走する海外のレースの馬券を、日本中央競馬会(JRA)などが国内で発売できるようにする方針を固めた。26日召集予定の通常国会に競馬法改正案を提出する。世界最高のレースである仏GI凱旋門賞など海外の大レースで日本馬が活躍するケースが増えるなか、競馬ファンに朗報だ。

 近年、日本馬の世界挑戦は当たり前のように行われ、昨年だけでも延べ30頭以上が出走。競馬ファンは国内で応援するだけだったが、ついに馬券購入の道が開ける。

 自民党競馬推進議員連盟の橋本聖子会長(参院議員)は昨年12月、東京都内で開かれた競馬のイベントで「海外で活躍する日本馬の馬券を買えるよう整備を進めたい」と明言していた。

 現行制度では、JRAは海外のレースの馬券を販売することができないが、競馬法を改正することで、農林水産相が国内の競走馬の実績などを基準にレースを指定。JRAや地方競馬の主催者が海外の主催者に代わって馬券を発売することができるようにする。競馬場や場外馬券売り場、インターネットなどで馬券を買えるようになり、JRAは海外の主催者からレースの映像の提供を受けることになる。

 政府が法改正に動き出した背景にあるのは日本馬の目覚ましい活躍だ。中東ドバイでのGIドバイワールドカップを2011年にヴィクトワールピサが制覇。凱旋門賞では12、13年に3冠馬オルフェーヴルが出走、国民的な関心を集めた(いずれも2着)。

 昨年はドバイの両GI、シーマクラシックでジェンティルドンナが勝利。デューティフリーではジャスタウェイが2着馬に6馬身1/4差をつけて圧勝し、同馬は昨年4月から8カ月連続で世界1位にランクされた。

 フルゲートの頭数が日本では18頭なのに対し、凱旋門賞は20頭、豪州のGIメルボルンカップは24頭など、海外のレースの馬券発売には課題もあるが、日本独自のルール・オッズで発売することになる。

 競馬法改正案は参院で先に審議されることになりそう。通常国会では安全保障法制の整備など重要法案があるとはいえ、成立へ向けての動きが注目される。